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草食系男子の憂鬱

大学の三年生ゼミは「草食系男子」について。
先般、四年生のゼミでも同じ主題が取り上げられたので、彼女たちからするとかなり喫緊の課題のようである。
発表後とりあえず全員に聞き取り調査をして、「あなたが知っている草食系の実像」についてご報告をうかがう。
いや、聞いてびっくり。
ゼミ生のほとんどの彼氏が「草食系」なのである。
特徴は
すぐ泣く。
拗ねる。
「どうせぼくなんか・・・」といじける。
かわいこぶる(齧歯類系の「かわいさ」を演じるのが上手)
メールに顔文字をたくさん使う。
優柔不断で、「何食べる?」「どこ行く?」といった質問に即答できない。
化粧品にうるさい。
肌を美白に保つことに熱心。
ヘア命(ヘアセットができてない姿を見られると、スッピンの女性のように身もだえするらしい)
家族と親密。
などなど。
こういう男子が20代に大量に存在しているらしい。
ううむ 、そういうことになっているとは、おじさん、知らなかったよ。
「これはどういうことなのでしょう」と訊ねられるので、(知らなかった話だが)ただちにその所以について私見を述べる。
草食系男子の生存戦略の基本は「様子見」である。
デタッチメントと言ってもよいが、別に決然として現実に背を向けているわけではない。
「洞ヶ峠で様子見」である。
世の中の帰趨が決まってから、自分の生き方をそれに合わせるつもりでいられるのである。
見た目の柔弱さとは裏腹に、かなり冷徹で計算高い生き方と言わねばならない。
実存主義というのがありましたね(若い人は知らないよね)。
そのころは「参加」という言葉があった。
フランス語で「engagement アンガジュマン」と言う。
自らを自らの誓約によって拘束することである。
「われわれは~最後の最後まで戦うぞ~」
というのは一種の誓言である。
これを言質に取られて、言ったことの責任を取らされるというかたちで「抜き差しならぬ羽目に陥る」のがアンガジュマンである。
それのどこがいいのか、と当今の若者は訝しく思うであろう。
どこがいいのか、と改めて言われるとちょっと返答に窮するのであるが、まあ、いわば「未来において抜き差しならぬ羽目に陥ること」の代償として、今現在は「でかい顔ができる」ということなのである。
「オレは革命のためには命も惜しまないぜ」という人間は、とりあえず「ぼく、痛いのキライだしい」というような人間と、今この現場においては圧倒的な政治力の差というものを享受できたのである。
その政治力の差というのは、「でかい顔ができる」というだけでなく、その場にいるきりっとした感じの文学少女に声をかけて「ちょっといいかな?キミ、今度ブルトンの『ナジャ』の読書会やるんだけど、来ないか?」というふうに話しかけて、そのまま某所に拉致するというような大技をも繰り出すこともまたできたのである(というか、こちらの方がメインだったりして)。
まあ、そういう余禄などもあって、1960-70年代において「アンガジュマン」的生き方はそれなりに政治少年たちに支持されたのである。
かくいう私も「自らの誓言によって自らを拘束し、それによって、、抜き差しならぬ事態に自分を追い込む」ことによって、「そうでも言わないとできやしないこと」をいろいろと成就したのである。
旧友石川くん(アゲイン店主)などは私のそのような生き方を「ウチダの“宣言主義”」と(わりと冷たく)評したものであった。
でも、実存主義的生き方は人間の可能性を押し広げるという点では悪くないものであったと思う。
何しろ「未来を担保」に差し出すのである。
支払いをするのは「未来の私」であるから、まあ、赤字国債みたいなものはであるが、この債務を誠実に履行しようとするならば、言った分だけのことはせねばならないのである。
そして、これは先般から何度か引いた池谷裕二さんの洞見であるが、人間というのは「やってしまったこと」については、それを合理化するために「私はそれがやりたかったのだ」というふうに、動機となる感情を「あとづけ」することができるのである。
誓言もそうで、言ってしまったあとになってから、「私はほんとうに(別にその場を取り繕うためではなく)、心から、その誓言をなしたかったのだ」という内発的動機が「あとづけ」的に生まれる。
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uchida : 2009年06月23日 19:51 | パーマリンク

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